Windsurf 開発環境セットアップガイド
概要
- .NET / C# – .NET Core と .NET Framework(Mono 経由)の両方に対応
- C / C++ – clang ベースのツール群を使用
⚠️ 重要: 以下の例は、プロジェクトごとにカスタマイズが必要なテンプレートです。コードベースに合わせて、ファイルパス、プロジェクト名、ビルドコマンドを編集してください。
1. .NET / C# 開発
ご利用のコードベースに合った種類を選択してください。
.NET Core / .NET 6+
-
C# (
muhammad-sammy.csharp
) – OmniSharp LS と NetCoreDbg を同梱しており、すぐに F5 で実行できます -
.NET Install Tool (
ms-dotnettools.vscode-dotnet-runtime
) – 不足しているランタイム/SDKを自動インストール -
Solution Explorer (
fernandoescolar.vscode-solution-explorer
) – .NET のソリューションやプロジェクトのナビゲートと管理
dotnet build
Mono を使用した .NET Framework
- Mono Debug (
chrisatwindsurf.mono-debug
) – Mono 用のデバッグアダプター(Open VSX) - C# (
muhammad-sammy.csharp
) 言語機能用
⚠️ .NET Framework の構成: Mono をインストール後、.NET Framework プロジェクトで C# 拡張機能を使用するには、IDE の設定で特定の項目を切り替える必要があります。Settings(C# Extension セクション)に移動し、“Omnisharp: Use Modern Net” をオフにしてください。この設定は .NET 6 用の OmniSharp ビルドを使用し、SDK スタイルの Framework、.NET Core、.NET 5+ の各プロジェクトで大幅なパフォーマンス向上をもたらします。なお、このバージョンは Unity を含む非 SDK スタイルの .NET Framework プロジェクトをサポートしません。ビルド:
mcs Program.cs
プロジェクト用の tasks.json
を設定する
.vscode/tasks.json
を作成または編集する必要があります。 次のテンプレートをカスタマイズしてください:
デバッグ用に launch.json
を設定する
.vscode/launch.json
を作成または編集する必要があります。パスを更新してください:
CLI での同等操作
.NET Framework の制限事項
- コード生成や編集には、Visual Studio と併用して Windsurf を活用する
- 可能な範囲で互換性のある部分を .NET Core に移行する
2. C / C++ 開発
Extension | Purpose |
---|---|
Windsurf C++ Tools (Codeium.windsurf-cpptools ) | はじめに導入を推奨する3つの拡張機能をまとめたバンドルです。C/C++ の LSP サポート、デバッグ、CMake を含むパッケージです。 |
Note: Windsurf C++ Tools バンドルをインストールすると、以下の個別拡張機能が自動で導入されます。バンドルのみのインストールで問題ありません。
Extension | Purpose |
---|---|
clangd (llvm-vs-code-extensions.vscode-clangd ) | clangd 言語サーバーの統合。clangd が見つからない場合は、ご利用のプラットフォームに合ったバイナリのダウンロードを促します。 |
CodeLLDB (vadimcn.vscode-lldb ) | C/C++ および Rust 向けの LLDB ベースのネイティブデバッガー。 |
CMake Tools (ms-vscode.cmake-tools ) | CMake ベースのプロジェクトに対する構成、ビルド、テスト、デバッグの統合。 |
tasks.json
ターゲット経由で make
や ninja
などを呼び出せます。
C/C++ ビルド タスクの設定
.vscode/tasks.json
を作成または編集します:
3. 注意事項とハマりポイント
- オープンソースのみ – Microsoft のプロプライエタリなツールのインストールを求めるプロンプトは必ず拒否してください。Windsurf のコンテナには同梱できません。
- コンテナ vs ホスト – SDK/コンパイラは Windsurf のワークスペースコンテナの内部に存在している必要があります。
- キーボードショートカット
- Ctrl/⌘ + Shift + B → アクティブなビルドタスクでコンパイル
- F5 → 選択した
launch.json
の設定でデバッグ
4. セットアップ チェックリスト
- 使用する言語スタックに必要な拡張機能をインストールする
- プロジェクトのビルドコマンドに合わせて
.vscode/tasks.json
を作成し、カスタマイズする - 実行可能ファイルへの正しいパスを指定して
.vscode/launch.json
を作成し、カスタマイズする - Mono の場合: ランタイムをインストールし、
mono --version
で確認する - ファイルパス、プロジェクト名、ビルド引数をコードベースに合わせて更新する
- セットアップをテスト: Ctrl/⌘ + Shift + B でビルドし、続けて F5 でデバッグする
💡 ヒント: 構成ファイルはプロジェクトごとに異なります。各ワークスペースに合わせて上記の例を調整してください。