/[name-of-workflow] という形式のスラッシュコマンドから呼び出せます。
仕組み

/[workflow-name] コマンドを入力して呼び出すだけです。
呼び出されると、Cascade は Workflow で定義された各ステップを順に処理し、指示どおりにアクションの実行やレスポンスの生成を行います。
Workflow を作成する方法
Customizations アイコンをクリックし、Workflows パネルに移動します。そこで + Workflow ボタンをクリックすると、新しい Workflow を作成できます。
Workflows は .windsurf/workflows/ ディレクトリ内にある Markdown ファイルとして保存され、タイトル、説明、そして Cascade が実行するための具体的な指示を含む一連のステップで構成されます。
ワークフローの検出
- 現在のワークスペースとサブディレクトリ: 現在のワークスペースおよびそのサブディレクトリ内にある
.windsurf/workflows/ディレクトリすべて - Git リポジトリ構造: Git リポジトリの場合、Windsurf は親ディレクトリ内のワークフローを見つけるために、Git のルートディレクトリまでさかのぼって検索します
- 複数ワークスペースのサポート: 同じワークスペースで複数のフォルダを開いている場合、ワークフローは重複が取り除かれ、最短の相対パスで表示されます
ワークフローの保存場所
- 現在のワークスペースディレクトリ内の
.windsurf/workflows/ - ワークスペース内の任意のサブディレクトリにある
.windsurf/workflows/ - 親ディレクトリ(Git リポジトリの場合は Git ルートまで)にある
.windsurf/workflows/
.windsurf/workflows/ ディレクトリに保存されます。
ワークフローファイルは1ファイルあたり 12,000 文字までです。
Cascade でワークフローを生成する
ワークフロー例
/address-pr-comments
これは、PR コメント対応のために当社チームが内部で使っている Workflow です:
/git-workflows
あらかじめ定めたフォーマットでコミットし、適切な CLI コマンドを使って、標準化されたタイトル・説明のプルリクエストを作成します。
/dependency-management
設定ファイル(例: requirements.txt、package.json)に基づき、プロジェクトの依存関係のインストールや更新を自動化します。
/code-formatting
ファイル保存時やコミット前に、コードフォーマッター(例: Prettier、Black)やリンター(例: ESLint、Flake8)を自動実行して、コードスタイルを維持し、早期にエラーを検出します。
/run-tests-and-fix
単体テストや E2E テストを実行または追加し、エラーを自動修正して、コミット・マージ・デプロイ前のコード品質を確保します。
/deployment
必要な事前チェックやデプロイ後の検証を含め、アプリケーションを開発・ステージング・本番などの各環境へデプロイする手順を自動化します。
/security-scan
CI/CD パイプラインの一部として、またはオンデマンドで、コードベースに対するセキュリティ脆弱性スキャンを統合して実行します。